『よなよなペンギン』は何がいけなかったのか!?

そんな訳で今年最後に観た映画は『よなよなペンギン』w
よりによってそれかよ!!
まーなんちゅーかCMでの「よなっ!よなっ!よなぁーっ!ペンギンーっ!」の中毒性と主人公のココのロリっぷりに騙されてなんですが。


そんな訳で劇場に観に行ったのですが…劇場に行って驚く。
二回しかやってないのよ二回しか。
12月23日に始まったばっかなのに。
それだけでも驚いたのだが…観に来てる客少ね!?
五本の指で数えれるじゃねぇか!!
しかも一人で観に来てるの俺だけ!!
後は家族とカップルだけでした。
ちゅーかなんでカップルがこの映画観に来てんだよ…
まーそんな事はこの映画の評価には関係ない。
中身だよ中身!!


そして映画が始まる訳だが…
終始ココちゃん可愛いなぁぐらいしか感想出なかったのは言うまでもない。
いやまーそのアレだ。
日本人にフルCGアニメ作らせたらアカンのかなぁ…
ピクサーみたいなの求めたらアカンのかなぁ…
映画は中身だよ!中身!とは言うたものの、やはりCGで映画作るならCGの凄さを出せないと駄目な訳よ。
あのヌルヌルと綺麗に動くCGアニメはストップモーションで鍛えられた日本のアニメ監督には厳しいのかもしれない。
でもまー日本人には萌えの感覚がある!!
此処だけはまだまだ日本人の専売特許だ。
ココちゃん可愛いよココちゃん…
でもふにふにほっぺを唄うならもっとふにふに感を出してもらいたかった…
ロリコンホイホイとしてこの映画を作ったのならそこが重要なのに!
重要なのに!!


ちゅーかねー?
この映画、誰を対象にした映画なのか?っちゅー事よ。
裏目的としてロリコンを対象にしているのは言うまでもないが(苦笑)
本来の対象は子供の筈だ。
そしてその親。
これ素直に子供に見せて楽しめると思うか?
俺はあまり思わない。
子供に送るメッセージ性があまり無いのよ。
いやちゃんとある事にはあるのよ。
「人は誰でも飛ぶ事が出来る」言わばドリームズカムトゥルー。
でもねー主人公のココちゃんって、どーせ私なんて…って諦める子じゃなくて最初から信じれば飛べれると素直に思ってる子なのよ。
だから「飛べない鳥」であるココちゃんが最終的には飛ぶのだけど、その所為であまり感動出来ないのよ。
いや実際に飛んだ時は物凄く涙出ましたけどね。涙腺緩いから(苦笑)


ちゅーかこの映画で本当に飛ばなければならなかったのは、悪い子のザミーなのよ。
彼の正体はバレになるから言わないけど、本当に飛ばなければならなかったザミーがココに守られる存在になってしまった時点でこの映画は失敗になってしまったと思う。
「飛べない鳥」のココが飛べるザミーを助ける為に飛ぼうとしているのに、肝心のザミーが守られててどうするよ!?そこでザミーが飛ばなきゃ駄目だろ!?それでも男かよ!?
そこだけが残念。


…ちゅーかこの物語はメッセージ性とか何も考えずにココちゃん可愛いよとか「よなっ!よなっ!よなーっ!ペンギンーっ!」と何も考えずに歌って楽しむのが良いのかもしれない。
最後、観てた子供がEDで「アミーゴ!」て言った時にちと微笑めれた(苦笑)


ちゅーか「飛ぶ」と言う事に涙を流して観れる人は楽しめるかも。
「スノーマン」とかゲームの「ナイツ」とかで泣ける人なら。


取り敢えず俺の感想読んでそれでも観たいっちゅー人が居るなら毎月一日の千円ディに観に行く事をオススメします。
…それ明日がラストチャンスじゃん!!www