きのう何観れた?その4。
パーフェクトと言えば?
パーフェクトガンダム。
そんな訳で1月10日はパーフェクトノーマルファミリーを観まんた。
先ずタイトルが気になる完璧な普通の家族って何よ?
ある日突然父親が女性になった監督自身の実話を元にした物語だそうですが…
いやまーその時点でもう普通じゃない罠。
これはジェンダーレスがどうたら言う問題じゃない。当の家族からしたら普通でいられない大問題でしかない。
配偶者は勿論の事、その子供達からしたら何故!?としか言い様がない。
「何故子供を作ったの?」
当然、疑問として出てくるが…
これはなぁ理解出来なくもない。
自分でも男性として男性であろうと社会で生きていく為に自分を偽らざるを得なかったのだろう。
時代を経て理解深まろうとそう簡単にはカミングアウト出来ないだろう。
これだけは当事者にしか分からない苦悩だと思う。
そして子供達の父親への感情はどうしたってぐちゃぐちゃになる。
だって愛しているのだもの。
2人の子供達の父親への感情はそれぞれ違っていて、そこは年齢の差があるのだけど基本は父親を愛してるって事。
これさえ失わなければどんな家族だってパーフェクトなノーマルのファミリーなんだよ。
…って、そんな単純なタイトルじゃねぇよ。
じゃあノーマルなファミリーってなんだよ?
父親が男で母親が女で子供達がいればそれがノーマルなファミリーなのか?
そんな訳無いやろがい!!
多かれ少なかれ家族には何かしらの問題を抱えてるんだよ。
そしてそれは解決されないまま終わる事が多々あるんだよ。
それでもパーフェクトでノーマルなファミリーでありたいんだよ。
これはそんな絶望の中の希望を込められたタイトルなんだよ。
いや皮肉を込めた絶望のタイトルなのかもしれない。
…この歳で独身オタクやってると家族が出来てる時点でパーフェクトノーマルファミリーだよと絶望を感じるのでした…w