今期ドラマで面白いのは「アイシテル」

ウイング関先生の新作じゃないよ!!


ちゅーか昨日の第2話から見出したんだけどね。
観てみたらこれはヘビーだわ。
この話を簡単に説明すると子供が子供を殺害してしまい,その時,加害者と被害者の家族は…ってな感じの話なんだけど…
殺人事件の低年齢化を問題にしているんじゃなくて,加害者と被害者の家族視点で物語ってるのよね。
これがまー実際にこういう事件があったらこんな感じなんだろうなぁって思うぐらいにヘビーなの。
被害者家族へのマスコミの無配慮な取材とか加害者家族への善良なる市民からのバッシングとかがね。


それを意図しているのかどうかはわからんけど,被害者家族も加害者家族も,どちらも弱者として描かれてるのよね。
マスコミの被害者(加害者)の取材は正に暴力の都だし,善良なる市民の加害者への嫌がらせは正に暴力。
しかしこの暴力行為が,マスコミや善良なる市民からすると正義の行いなのだというとこが面白い。
善良なる市民から行われる陰湿なる嫌がらせは,マイナス行為というかハッキシ言って犯罪なのだが,善良なる市民からするとプラス行為で正義の鉄槌なのだ。
加害者の住所,氏名,年齢,電話番号等を調べ,現地に出向き,張り紙を張る。石を投げつける。イタ電をする。
本人は全く持って犯罪行為を犯したとは思っている筈もなく絶対正義の行いなのだと満足しているのだろう。
この負の感情,負の情熱,思いっきりマイナスエネルギーに傾いているのに,そのマイナスエネルギーが本人にはプラスに働いているのだ。
この逆転が面白くも恐ろしい。
普通ならここまでするのがどれだけ無駄な事か。
だが。
絶対的優位な立場から絶対的弱者を攻撃する時。
絶対勝利が約束されている時。
人は動くのだ。
正義の名の下に。


…って,そんな細かく描写されていない加害者家族への嫌がらせで,なんとなく思った事を書いてみまんた。
相変わらず支離滅裂な事書いてんなー(苦笑)


ちゅーか普通に面白いです。
これ変に事件の真相は…とかやらずにこのままの展開でやってもらいたいなぁ。
加害者家族と被害者家族。
どちらも幸せに…なんて展開は絶対に有り得ないのだが,双方に光を照らす道がある事を期待して。