きのう何観れた?その12。
チタンと聞いて思い出すのは?
坪内地丹。
そんな訳で4月1日は「チタン」を観まんた。
映画デーで安く観るぜつるセコ〜!!
…と、軽い気持ちで観たらトンデモない作品だった…
いや最初の設定からしてトンデモな作品だしコレは観ないと評価出来んぞ…とは思っていたのですが…ガチでトンデモない作品だった…
監督ガチもんの変態だった…
凄過ぎて感想に困る映画ですわ…
いや物凄く面白いんですけどね?
頭イカれてるとしか思えない内容だから全く理解出来ない人も多いんじゃないだろうか…?
幼少期の交通事故の怪我で頭にチタンを埋め込まれた主人公がその事故の後遺症で殺人衝動
を抑えきれず殺人を犯し続けるのだが…
と、此処までは普通?の物語?なのだが、この作品は違う。更に性の対象が「車」なのだ。
車だよ?車だん吉でも車田正美でもなく「車」所謂「CAR」なのだ。
この時点でおかしい。
いや世の中には色々なフェチズムがあるのだが…この作品ではそんなフェチではなく文字通りのチョメチョメをしちゃうのだ!!チョメチョメ!!
完全にドラゴンカーセックス世界である。
ちゅーかまー単なる車を使ったオナニーと思えば…
…いやこのシーンは是非、劇場で観てもらいたい。
ちょっとそこに至るまでが少しいやかなり異常なのだ。
…って4月末になって感想書かれてもどうしようもないかw
まだやってる事を祈ろうw
…と此処までは奇人変人殺人鬼の物語として観ても面白いのだが…
当然、そんなのいつかは明るみに出る罠。
…と。ここから物語がガラリと一変する。
頭のおかしい変態監督の作品が稀代のストーリーテラーの作品と変わるのだ。
はっきし言ってこの主人公は救いようがない人間だ。
そりゃそうだ。
後天性とは言え殺人鬼だ。同情の余地はあるが許してはいけない存在だ。
だがそんな存在だからと言って救いは無くてもいいのか?
愛は無くてもいいのか?
この映画はそんな存在への救いと愛の物語なのだ…
「チタン」
上半期最大にして最高の問題作であり大傑作である。
いやお前もっと前に感想書いて少しでも興味持ってもらえる様にしろよ…
やだよメンドくせぇw