「エルストリー1976」観まんた。

ブログ更新は今更だけど、最新ネタで。
…言う程、最新か?


そんな訳で、エルストリー1976である。
はるか遠い昔、銀河の彼方で…な物語じゃない物語。
この物語は、ハッキリ言うとスターウォーズファンが観ると
超絶肩透かしを喰らいます。
超絶濃厚スターウォーズファンでもヤヴァいんちゃうやろか?
何故ならそのスターウォーズに出演したってだけのモブの人や宇宙人の中の人にスポットを当てたインタビュー式ドキュメンタリーだからだ。


そんなモブの人へのインタビューだ。
言わばスターウォーズジェダイとシスがあるように光と闇の闇の部分ばかり…ではないのだろうがハッキリ言って闇でしかない。
当時、只のSF映画で終わるであろう筈の作品に出演しただけのモブや中の人。
当然、空前の大ヒットにその後の人生を振り回される事になる。
いやまーそれで振り回されるのはその人の問題なのだが、そりゃしゃーないわなw
ファンからしたら出演しただけで、羨望の眼差しで見つめてしまう。
只のモブでも。
本当にコアなファンはモブの情報でも詳しいからなぁw


そんなモブだから、アメリカのコミケみたいなイベントのコミックコンベンションに呼ばれる訳だ。
只のモブなのに。
そんなモブに会いにファンが集いサインを貰ったりするんだが…
このサイン会のシステムがモブの人生を狂わせる一環なのかもしれない。
金になるのだ。
ここが更なる闇を生む事になる。
やはり金を払ってサインを貰うなら有名なキャラの人とかが人気になる訳で、俳優内で妬み嫉みが生まれる訳だ。
俺は顔出しキャラなのに彼奴はバケツ被ってるだけなのに!?とか。
俺は俳優なのに彼奴は只のモブ。エキストラなだけなのに!?とか。
なんかもう…って感じなのだが、人間だものw


そして映画的にはまるで出演してない人も出たりする。
まるっきり出演シーンをカットされたからだ。
これははがゆいだろうなぁ…ちょっとでも出演してたら小金になったのにw


あと超絶、人気キャラの中の人も出てくるのだが、この人も闇というか公式に無かった事にされてるというのも闇だw
何をしたんやw
いやまー衝撃のシーンで喋った台詞が映画で吹替されてたら、ハァ!?ってなるわな…ワイは一体なんなんや!?って。
そこがややこしい事になってしまったのだろうか?
真相は闇の中だけど。


そんな闇の部分ばっかにスポットを当てた映画ではあるけど、闇ばかり…ではないよね。
やはり楽しかった思い出として受け入れている。
そりゃ妬み嫉みはあるけど仕方ない事。
それも人生。それが人生。
所詮はモブやエキストラ、中の人なのだ。
光を浴びる事は先ず無いのだ。
ちゅーかメイン俳優のその後も光ばかり…ではないのだ…
それを考えるとスターウォーズは本当に罪深い映画なのかもしれない…


そして最後に。
キャリー・フィッシャーに追悼の意を込めて。
May the force be with you