きのう、何観れた?その52。
そんな訳で12月7日に「未来惑星ザルドス」を観まんた。
「未来惑星ザルドス」である。
この空に浮かぶ謎の巨大な顔面石のインパクトである。
そして主演にあのショーン・コネリーである。
あのショーン・コネリーがワイルドな赤フンスタイルで暴れるのである。
荒廃した未来世界、神と崇める巨大顔面石から承る武器を得て暴力で牛耳る主人公ゼッド。
その野望はそんな世界だけで留まる事はなく神の世界へ…そして待ち受ける神の世界は牧歌的な不死者と無気力者が住む世界であった…
これは未来の世界を描くディストピアストーリーではない!
現代社会の人間への警鐘である!!
…謎めいた巨大顔面石とワイルド赤フンというビジュアルインパクト、ジョンブアマンが描く謎めいた物語に観た者は独自にその世界観を解釈して独自の感想を書く事になるであろう。
とあるシーンに空に浮かぶ巨大な石が描かれた絵画が飾られているのだが…その絵こそが前述したルネ・マグリットの「ピレネーの城」である。
そう空に浮かぶ謎の巨大顔面石ことザルドスは「ピレネーの城」から着想した事は間違いないのである。
ルネ・マグリットはシュールレアリズムを作風とした画家で、ジョン・ブアマンがその世界に影響を受けインスパイアしたのがザルドスなのだとしたら実に面白い。
実際に「未来惑星ザルドス」はシュールレアリズム的な演出で描かれている。
なので初見でその内容を理解するには難しく、だからこそ視聴者はそれを理解する為にその世界を深く考察するのである。
…と、ここまで書いてみたが、そんな長々と書かずとも一言で済ます事が出来るのだ。
つまんね〜!!
…であるw
多分、映画ファンの正直な感想は面白くねーなこの映画wなんじゃないだろうか?
だがなんかそれで済ますのも映画ファン的に負けた気持ちになるのでその世界を理解した程で小難しい感想を言ってるんじゃないだろうか?
ちゅーか世界観的には別にそんな難しい話じゃないのよw
単に説明不足で演出的にも稚拙で面白くないだけw
ちゅーか初っ端から狂言回し(パペットマスター)が出て来てこれがもう駄々滑りで寒くて寒くてw
取り敢えずこの映画を面白いと思った人へ。
本当に面白いと思った?
難解な映画を理解したつもりになって俺凄いなんて思ってない?
もうちょっと素直になっていいんだよ?