「十津川警部 アキバ戦争」読了。

通勤電車に揺られながら。


いやまーそのアレだ。
面白い事は面白かったのだが…違う意味で。
西村京太郎の推理物ってこんなもんなんですかねー?
なんかアラが多い気が。
ドラマとか面白いのは役者の力量かなー?
読み返さずに一気に視聴するからかなー?
いやまーアキバに詳しくない人がアキバを題材にしたらこーなるのは明白かー。
でもオタクはこういう人がオタクネタを書くと嬉しいのよね(笑)
なんか無理しているのが微笑ましいです。


ちゅーか投げっぱなしジャーマンな部分ながチラホラと。
事件を解決?するアキバオタクの三人が何故か同じ沿線上に引越しするのだけどその説明は無し。
犯人?がメイドのフィギュアを何故か二体買うんだけど,何かの伏線と思わせてその部分の説明は無し。
犯人の動機っちゅーか犯人とある人物が何故か動向を同じにするのだがその説明は無し。
上記の部分である人物が共犯なのでは?と思わせぶりなのだが,エピローグで平然と暮らしているみたいだし。
そのエピローグはまー読者の想像にお任せしますって感じなのよね…
あまり納得のいく終わり方ではないのは確か。


十津川警部が主役っちゅーかアキバオタク三人が主役でズッコケ三人組や少年探偵団(中年だけど)みたいな感じの話でした。
でもまー面白い事は面白いので読んでみる価値はあります。
違う意味で。